症状について|交通事故・むちうち

  1. むちうち損傷とは?
  2. むちうち治療
  3. もし事故に遭ってしまったら…
  4. 交通事故 Q&A

むちうち損傷とは?

追突事故などで頸椎が過屈曲後、過伸展する “むち” のようにしなった運動機序で発生する頸椎捻挫の総称です。
「むち打ち症」は正式な傷病名ではなく、「頸椎捻挫」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」などと呼ばれ、首の後部の痛みが特徴的で、その他に頭痛・肩コリ・めまい・吐き気・視力低下・動悸や腕のしびれが表れたりします。
場合によっては2,3日たってから症状が出る事もあります。

むちうち治療

むちうちの主な症状は…

首の痛み・動作痛、頭痛、肩こり、めまい、眼痛、耳痛、聴力・視力低下、手の震え、手足のしびれ、感覚異常、だるさ、倦怠感、吐き気、および集中力の低下、ふらつき感、動悸、膀胱障害なども出ます。
痛みが激しい場合は、頸椎カラー等の固定で安静を保ち、炎症を抑える事を優先して治療を行います。
その次に、痛みや運動制限などの症状が治まってきたら、 固定を外し、首や肩を痛みの出ない範囲で動かす運動やストレッチングを行います。
リハビリの開始は、できるだけ早いほうがよいでしょう。
いつまでも安静や固定を続けると、関節の拘縮が起こったり、筋肉が硬くなったり、筋力が低下して、肩こりや首の鈍痛、頭痛を引き起こすことがあります。
逆に運動を始めると、筋力回復や血液の循環が促されて回復が早くなります。
ほとんどの方は、受傷から3ヶ月程で回復しています。長くても6ヶ月ぐらいで回復できます。

※むち打ち症など急性外傷は初期の治療が重要です。「これぐらいなら大丈夫だろう」っと初期対応が遅れたり、誤った対処をとられますと経過が長引いたり、重大な後遺症を残してしまうおそれもございます。くれぐれも自己判断せずすぐにご相談ください。

治療法(応急処置)

受傷直後は主にアイシングを行い、炎症を抑える事を重点に施術を行っていきます。
そして、頚椎を固定するために首に頚椎カラーをつけ固定処置を行います。
軽い事故であれば病院での受傷直後の検査では異常が認められなかったり、 痛みや自覚症状が現れない事もあります。
しかしそのような場合でも後日症状が現れ、だんだん症状が強くなることもありますのでお気をつけ下さい。

治療法

当グループは、むち打ち施術をはじめ交通事故外傷を専門に行っている整骨院・鍼灸院です。
他の病院や、整骨院も交通事故を取り扱っていますが、むち打ちの治療は特別な知識と技術を必要とするので専門的に取り扱う必要があります。
例えば、当院では病院で行う様な機械による首の牽引というような治療は行いません。
頚椎の牽引を行う場合でも、患者さんのその日の状態を確認してから手技を使ってその患者さんの頚椎の状態(歪み)を一つ一つみながら正常な状態に整えていきます。
よくありがちな『グキッ』っと無理に捻る矯正では、逆に筋肉や靭帯を痛めて症状を悪化させる事もあります。
当院ではその様な無理な施術は行いません。
適切な施術を行うことにより、鞭打ちの主症状である、頭痛や、首が回らないといった症状は数回の施術で明らかな改善を体感できるでしょう。
むち打ちでまだ痛みが取れないと悩んでいる方は、示談をする前にぜひ一度ご相談下さい。

交通事故 Q&A

整骨院でも交通事故の治療ができますか?
できます。
当グループの先生は、国家資格を有しており、自賠責の取扱いも認められています。
定例勉強会で学んだ経験豊富な先生が対応しますので安心して相談下さい。
病院(整形外科)と整骨院との違いとは?
病院(整形外科)ではレントゲン等検査設備が充実しています。
また、痛み止めの注射や、投薬が可能です。一方、治療は牽引や電療法がメインとなり、個々に合った手技を行っているわけではありません。
整骨院は、徒手検査が主になり個々の先生の技術の差がでます。
当グループの整骨院では徒手検査の技術力はもちろん、手技による施術(リセット療法)を行うため、一人一人の症状に合わせた施術が可能となります。
現在、他の病院(整形外科)で治療を受けていますが整骨院に転院は可能でしょうか?
はい、可能です。まずはTOPページにある当グループのお近くの整骨院へお電話下さい。
保険会社への転院対応の方法等お教えします。また、病院(整形外科)との併診も可能ですので、あなたにとって最善の施術を相談させてもらいます。
現在、他の病院(整形外科)で治療を受けていて、首と腰が痛いのですが診断は頸椎症で、首の治療しかしてくれません。転院したいのですが、どうしたらいいでしょうか?
まず、最寄りの当グループの整骨院にお電話下さい。
事故日から日があまり経過していなければ、追加して施術可能です。
交通事故で痛めたのであれば当然、治療を受ける権利があります。安心して、ご相談ください。
事故当日は痛みがなく、2、3日後から痛みが出てきました。どうしたらいいでしょう?
まず、最寄りの当グループの整骨院にお電話下さい。
事故日から日があまり経過していなければ、施術可能です。
交通事故で痛めたのであれば当然、治療を受ける権利があります。
安心して、ご相談ください。
事故現場で相手に言われ、賠償金話し合いをして書面でサインをしました。後から問題になることはあるのでしょうか?
事故現場では、それほどの怪我ではないと思ったが、あとから予想外の深刻な症状が出ることがあります。その場合、治療費や休業補償をまかなえなくなる恐れがあります。
一度賠償金に関する書類にサインをしてしまうと、後から追加の賠償金を請求することが原則できなくなります。
必ずその場でのサインはせず、保険会社を通して話し合いするよう伝えましょう。
治療費が支払わられない場合とは?
保険会社が治療費などの保険金を支払わない場合は以のものがあります。

  1. 加害者が、自分の保険会社に事故の連絡をしていない場合
  2. 警察へ届出をしていない、または警察で人身事故ではなく物損事故として処理してしまった
  3. 被害者が、加害者の保険会社に相談せずに、別の病院、整骨院に通い始めた場合
  4. 領収書などの必要な書類がない場合
交通事故で頚椎症(むち打ち)と診断され病院に通院をしているのですが、なかなか良くなりません。どうしたらよいのでしょうか?
むち打ち症にはいろいろな種類があり、診断・治療法が困難な場合もあります。
現在通院されている病院で、なかなか症状が改善されない場合は、他の病院や整骨院へ転院されることをお勧めします。
当グループの様に、頚椎捻挫に専門的に取り組んでいる病院や整骨院もあります。
また当グループではむち打ち専門に個々の症状に合わせた施術を行っています。
保険会社と相談のうえ、治療先を変更することもご検討下さい。
相手が任意保険に加入していませんでした。この場合治療費等はどうなるのですか?
自賠責保険には、加害者請求と被害者請求というものがあり、手続きをすれば請求できます。当院へ一度相談お電話下さい。
当て逃げされ、加害者が不明な場合はどうなるのですか?
自身の自賠責保険で治療費・休業補償などの請求が可能です。
ただし、人身事故証明が必要なので、加害者が不明な場合でも必ず警察の方へ届出するようにして下さい。
また手続きも自分自身で行うことになります。当院の方へ気軽にご相談下さい。