症状詳細|肩・首

肩こり(頚肩腕症候群)について

「頚肩腕症候群」いわゆる肩こりは、無理な姿勢を長時間続けていたり(不良姿勢)、字をよく見る事で首から肩にかけての筋疲労が原因となり、痛みやだるさ等を発生させています。デスクワークをはじめ、長時間のスマートフォン、運動不足、さらにストレートネックによって首を支える筋肉の筋疲労でも同じ症状を伴います。

根本的な原因としては、肩甲骨の動きにあり、その動きが悪くなるにつれて症状も現れやすくなります。肩甲骨周辺の筋肉が硬くなってしまうことで、首から肩にかけての動きも悪くなり、‟気付けば痛みが出てきた”ということもよく聞かれます。

当院では、肩甲骨の動きを正す肩甲骨の矯正(マニュピレーション)をはじめ、筋緊張を取り除くトリガー治療、鍼灸の特殊治療をベースに痛み・だるさを取り除いていきます。

寝違い

肩・首の症状1

朝起きたとき、くび(頚)の後ろ側や、左右いずれかの側が傷み、ちょっと動かしても激痛がおこり、くびを動かせなくなることがあります。
不自然な姿勢で寝ていた翌朝や、寝る場所が変わったり、枕が変わったりしても起こるようです。
睡眠中なのでどのようにしておこったか本人にもわかりませんが、睡眠中は筋が弛緩するので、頭を不自然な角度に曲げると、頸部の筋が過度に引き伸ばされておこると思われます。
朝起きたときだけでなく、その他にも長時間不自然な姿勢をとったり、冷たい風にあたったり、疲労したと時などに不用意にくびをひねったりした場合にも起こります。

症状としては、くびのまわりや肩にある筋を押すと痛みが出たり、くびを動かすと痛みが出たり、後ろを振り返る時には、頚だけを回すのではなく全身でなければ振り返れないこともあります。
痛みの起こり方や病歴から寝違いであることがわかりますが、他の病気の有無を確認するため、検査が必要な場合もあります。

治療としては、単なる寝違いでは、急性期の症状が長引くことはありませんので、安静にさえしていればふつう数日以内に痛みは消えます。
症状の強いときは来院することをお勧めします。

肩関節周囲炎について(四十肩・五十肩)

肩関節は顔を洗ったり、働いたり、スポーツしたりする日常の生活でたえず動いている関節のために、40歳頃より関節周囲の筋、腱は少しづつ疲労し老化していきます。
このため特に原因らしいものはなく、肩に疼痛を覚え、また時には夜間の激しい痛みのため目を覚ますほどになります。
肩を動かすことにより痛みが強くなるので無意識に肩を動かさぬようになり、ついには肩の拳上が出来なくなります。
この病気の治療に対しては、痛みが強くうずきのある場合はしばらくは安静にし痛みが少し軽快した後は関節が固くならないよう拘縮を予防する目的で肩の運動を行います。

このように肩関節周囲炎にたいしては運動をし続けながら痛みに対する治療を続ける必要があります。
肩関節周囲炎の場合、その痛みの原因は筋・腱の老化現象が原因となっているために、治療時間は長くなってしまいます。
患者にさんによっては痛みが一年以上も続く場合もありますので、一度ご相談ください。

胸郭出口症候群(斜角筋症候群)

胸郭出口症候群胸郭出口症候群(TOS)は、首の前面(鎖骨周囲)部分で神経・血管の圧迫を引き起こす疾患で首から手までに神経症状をおよぼします。20~30代の「なで肩」の女性に多く、また男性では筋肉質(いかり肩)の方に多い。主な症状は頚肩部のコリやダルさ、手・腕のシビレ、腕を長時間上げてられないなど。また血管の圧迫をうけた場合には、手先が異常に冷える事もあります。 頸椎椎間板ヘルニアとの鑑別に注意が必要になります。姿勢改善を行わないとそのままにしておいても良くなりませんので一度ご相談下さい。

頸椎椎間板ヘルニア

頸椎にある椎間板の変性により頸部の神経を圧迫してしまう疾患で様々な症状をひきおこします。マッサージをしても首・肩の症状が良くならない方やストレートネックの方に多く、主な症状は、首・肩のコリが強い、上を向くことができない、手・腕のシビレ、頭痛、吐き気や耳鳴りなど。徒手検査で鑑別できますので一度ご相談下さい。

腱板損傷

肩を挙げる為に必要な「棘状筋」に断裂や損傷を起こしてしまった病態で、急に肩が挙げれなくなります。卓球やバトミントンなどラケットを振るような動作をする方に多く、肩の内外旋動作の繰り返しにより筋肉に損傷をおよぼす。主な症状は肩痛と肩の挙上障害で、肘を後方に引く動作でも疼痛がみられることがあります。  このような症状が出た場合はいち早くスポーツなどを休止しご来院下さい。

ストレートネック

頸椎(首のほね)の彎曲が少なくなってしまった状態で、正常より頸椎のカーブがまっすぐになってしまい慢性的に肩凝りや頭痛を引き起こす。長時間のパソコン作業などうつむき姿勢をとる方に多く、最近ではスマートフォンの普及により増加傾向にあります。